インフルエンザは、子供や高齢者にとっては気をつけておかなければいけない病気です。予防には、予防接種が第一ですが、それだけではなく家で簡単にできる予防法や対処法はいくつかあります。
寒くなってくると、風邪もそうですが、特に、重症化する恐れのあるインフルエンザは、子供にとっては気をつけておかなければいけない病気です。
予防には、予防接種が第一ですが、それだけでは不十分です。
風邪のウィルスやインフルエンザにやられないように、家で簡単にできる予防法はいくつかあります。
1日の中で一番風邪を引きやすいのは夜中です。
朝子供が起きてきたら、急に体調が変化していた、なんてことは良くありますよね。
夜中(2時から4時頃)は、体が乾燥してウィルスが増殖しやすい時間なのです。
寝かせる前に、温かい飲み物を飲ませておくと効果的ですよ。
目が覚めたら水分をとれるように、枕元にお水などを置いておいても良いでしょう。
外から帰ったら、まずはうがいと手洗いです。これはとても大事なことです。
手洗いは、さっと水洗いするだけではなく、石鹸で指の間や爪の間まで、しっかりと洗いましょう。1日5回手洗いする人は、手を洗っていない人に比べて45%も風邪をひく人が少ない、との調査報告もありますよ。
うがいはのどの細菌を減らすために、出来れば1分程度やることが効果的です。
水道水でも効果はありますが、カテキンの殺菌作用がある紅茶や緑茶でうがいをするとより効果的です。
お部屋を温かくして、湿度を上げることも大切です。
ウィルスを死滅させるのに最適な温度は20度〜24度、湿度は60〜70%です。
加湿器を使っても良いですが、霧吹きスプレーで水を噴霧してやっても良いですね。
また、濡れタオルをお部屋に干しておいても効果的です。タオルを3枚くらい干しておくと湿度が50%程度になると言われています。
簡単にできて良い方法ですよね。
毎日のちょっとしたことで、簡単にできる予防法。
子供と一緒にパパやママもしっかりやっておき、風邪の季節も楽しく過ごせるようにしましょう。
子供をもつ親にとっては、冬はインフルエンザの季節でもあり、心配ですよね。
毎年数百人ものインフルエンザ脳症の報告もあります。
インフルエンザの重傷化を防ぐためには、予防接種が一番です。
流行する型ははっきり分からないのに、予防接種は大丈夫なの?と疑問に思う人もいらっしゃでしょう。
実はインフルエンザのワクチンは、流行するウィルスの変化も予想して作られているので、実際の型と一致しなくても症状を軽くする効果があります。
1才未満の赤ちゃんには、予防接種の効果は明らかではなく、感染しても比較的軽く済むことが多いので、特に接種する必要はないかと思います。
13才までの子供は、ワクチンを2回接種しておく必要があります。
ワクチン接種後、2週間したら効果が現れてくるので、2回目の接種は12月上旬までには済ませておいた方が良いでしょう。
接種間隔は3週間か4週間が効果的なので、1回目は11月中に済ませておきましょう。
シーズンになってくると、予防接種の予約は混雑してきます。
人気のある病院などは、すぐに予約がいっぱいになってしまうので、接種を考えている場合は早めの予約がお勧めです。
予防接種は、子供だけでなくママとパパもしておきましょう。
子供だけ、という家庭も多いようですが、インフルエンザはママやパパも感染することが多い病気です。
特に、赤ちゃんが1才未満だったり、1才以上でも重い卵アレルギーがあったりする子供は予防接種を受けることができないので、そのような場合は、パパやママもしっかり接種しておいてくださいね。
子供や高齢者にとって怖い病気の1つであるインフルエンザ。
もし、かかってしまったらどのように対処すれば良いのでしょう。
インフルエンザになった時のお家でのケアとしては、風邪の時と同じです。
発熱や下痢のために水分不足になってしまうので、水分補給はとても大切です。ナトリウムなどの電解質を含んでいるイオン水などをなるべく与えるようにしましょう。
ビタミンCをとらせることも大切です。発症後にとらせると、回復が早くなりますよ。
熱があると、すぐに解熱剤を使いたくなってしまいますが、解熱剤は熱が38.5分以上あり元気がない時のみ使うようにしましょう。
インフルエンザウィルスは熱が高い時に多く死滅します。
解熱剤で無理に熱を下げると、ウィルスが体内に残って動きが活発になり、かえって回復が遅れてしまいます。解熱剤はせいぜい1度くらい下げるつもりで使用しましょう。平熱まで下げるのは良くありません。解熱剤が効きすぎている場合は、次に使う時は量を減らして調整するようにしましょう。
解熱剤はなるべく使わないほうが良い薬、と考えておいた方が良いですね。
また、寒いだろうと思って厚着をさせるとますます体温を上げてしまうので、体が熱くなって汗が出始めたら、なるべく薄着にしてやり風邪通しを良くしてやりましょう。
手足が冷たい時には手袋や靴下をはかせてやり、部分的に温めてあげても良いですよ。
熱が高くて心配な時は、解熱剤より、まずはクーリングをしてみましょう。
クーリングとは、体の一部を部分的に冷やしてやることで、熱を下げるには大きめのアイスノンや保冷剤で脇の下や足の付け根を部分的に冷やしてやると効果的です。
市販されている冷えピタでおでこを冷やしている人も多いですが、これは冷たくて気持ちが良いだけで、体の熱を下げる効果はほとんどありません。
太い血管のある脇の下や足の付け根、背中などを中心に冷やしてみましょう